想像力豊かな「赤毛のアン」とアンと成長してきた私

赤毛のアンは、孤児であるアンが年配の兄妹にひきとられて成長していく名作です。

想像力豊かで、どんな時も前向きなアンに、私はどれだけ励まされたことでしょう。

つらいことや悲しいことがあっても空想の世界へ飛んでいって乗り越えるアン、あまりにも純粋な心をもっているために感情表現も豊かなアン、いつも自分に正直で努力家なアン、そんなみんなから愛されるアンのような人になりたい、といつも思っていました。

小中学生の頃は、想像力豊かでいろいろな場所に自分なりの名前をつけるアンをまねして、私も身近な場所や物に名前をつけていました。特に家から学校までの通学路には色々な名前をつけていたものです。毎日学校の行き帰りには、自分が名前をつけた木々に心の中で話しかけたりしていました。

もともと想像力が豊かなほうで夢みがちだった私にとって、アンはまさに「腹心の友」だったのです。初めて出会ったときからもうずいぶんたちますが、つらいとき、悲しいとき、嬉しいとき、どんな時も私の心の片隅にはいつもアンがいます。アンは「腹心の友」であり、そして一人っ子の私にとっては、”空想の”姉妹であり、そして同時に自分自身を客観的にみて、客観的な判断をするための大切な、まさに一心同体の仲間なのです。