社会人大学人見知り学部卒業見込

2008年のMー1グランプリで敗者復活からの準優勝を果たし、今やバラエティの司会者としてテレビで見ない日はないくらい人気のオードーリー若林さん。そんな彼が売れずに鬱屈していた20代の頃、「すぐ消える」と言われながらメディアに追われたMー1直後のこと、芸能界という特殊な世界が見えてきた現在について書いたエッセイ集です。

女性が苦手で、人見知りで、物事を斜めからうがって見ている若林さんの視点がとても新鮮で、この本を読むまで気づきもしなかったことをとことんまで考える若林さん。どうでもいいようなくだらないことも若林さんにかかると違った視点で見えてきます。その新しい視点がとても面白かったです。

各エッセイが3、4ページと短めなので、短時間でも読むことができ、まとまった時間がなくてもスキマ時間でサクサク読めました。

読みやすくわかりやすい文体で、まるで若林さんのラジオのフリートークを聞いてるような感覚です。ときに「いや、そんなことないだろう」と若林さんに突っ込んだり、「そうだったのか」と一緒に共感したりと忙しいくらいです。

読んだから何かに役立つことはないけども、読み終えるとなぜか前を向きたくなるようなエッセイ集です。