空飛ぶタイヤは社会問題に疎い人にこそ良い小説です

空飛ぶタイヤ」は、ドラマ「半沢直樹」の原作者の池井戸潤の小説です。ドラマの面白さにはまって、池井戸潤の本はほとんど読みましたが、この「空飛ぶタイヤ」は一番印象的でした。 三菱自動車のリコール隠しを描いた小説ですが、良く出版できたな!三菱自動車の抵抗はなかったのかな?と思... Read More

赤本は買取りできなかった

古本屋は買いに行くだけでなく、売りに行くという使い方もできます。古本屋での買取は、お店側の言い値の金額になるため「売りたたかれていないか?」「他のお店ではもっと高く買い取ってもらえるのではないか?」なんて考えてしまいますよね。その点、全国に店舗のある大手古本屋だと信頼も... Read More

I met a boy.父の日に、バンビ公園で

27歳の落ちこぼれサラリーマン篠崎浩平がバンビ公園という場所で一人の少年と出会い、そこから話は広がっていきます。 少年と出会ったその時の主人公は、落ちこぼれで自分を卑下し、またそんな自分を誇れるような状態ではありませんでした。 バンビ公園で出会ったその不思議な少年を通し... Read More

プラスマイナスゼロは青春ミステリーの傑作

プラスマイナスゼロという青春ミステリー小説が面白かったです。連作短編集であり、メインの三人娘のキャラがかなり立っています。不運に愛されすぎているお嬢様テンコと不良だけど人情味のあるユーリ、そして歩く全国平均値と呼ばれるミサキの三人が主役です。 プラスマイナスゼロと称され... Read More

『ボトルネック』を読んだ感想

米澤穂信作の『ボトルネック』を読みました。本の紹介欄に「青春小説の金字塔」なんて書かれていたため、爽やかなミステリー小説と思って読んだのですが、読了するとそれは良い意味でも悪い意味でも見事に裏切られた気持ちになりました。 主人公は高校1年生の男の子です。不慮の事故により... Read More

カフカ

「変身」は主人公であるザムザがある朝目覚めると虫になってしまうお話です。 社会的関係、家族関係から排斥され、孤独に死んでゆく物語であります。 ザムザは1世帯を養うため営業マンとして働いていましたが、ある朝虫になっている自分に気がつきます。この状況を他人に知ってもらおうと... Read More

私の宝物のライブCD・DVDを売ってみました

先日、自分の中で満足するまで楽しめたと思い、学生時代から大切に保管してきたヴィジュアル系バンドのCDとライブDVDを売ることにしました。 このバンドの事が好きな人からしたら喉から手が出るほど手に入れたい限定物もかなりあり、内心どれくらいの値が付くのかワクワクしながらレジ... Read More

ピーターの法則を読んでの感想

教育学博士であるローレンス・J・ピーターの「ピーターの法則」を読んでみました。ピーターの法則とはすごく簡単に言うと会社において上司は無能であるという法則です。この法則は有名で部よくネットなどで引用されており、私もしばしば目にしていたのですが、せっかくなのでしっかり本を読... Read More

悩みある者が集う『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』

古内一絵著の『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』。 ある街の裏路地でドラァグクイーンのシャールが営むお店での話です。 昼間はファッション店で、深夜に毎日ではありませんが、賄いカフェ・マカン・マランを経営していました。 ドラァグクイーンって何って思われた方は多いと思い... Read More